蝶は羽ばたいたか。

“Does the Flap of a Butterfly's Wings in Brazil Set Off a Tornado in Texas?”

ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで嵐を引き起こすか。

 

 

2021年11月12日関西ジャニーズJr.の1つの時代が終わった。

 

 

曖昧であり、明確に時代の幕が降りた。

なにわ男子がデビューして関西ジャニーズJrの形が短期間にして大きく変わった。

 

 

 

THE BIGINNING 〜狼煙〜

 

12月23.24日に行われたLilかんさいの単独公演にて

半年以上ぶりの単独公演私自身もLilかんさいも気合が入っていた。

 

想像通りだった

“想像を超えてくるだろうな”という想像通りだった。本編ラストの曲を歌うまでは

 

本編ラストの曲はMy Dreams

この曲が初めてお披露目された時もまた、関西ジャニーズJr.の1つの時代を終えようとしていた。*1そこにLilかんさいの姿はなかったし、まだLilかんさいでもなかった。

 

そこから3年弱、Lilかんさいが初めて単独でこの曲を歌った。初披露の時はマイクすら持っていなかった彼らが、涙を流しながら歌った。

なにわ男子のデビュー後初めての単独公演でこれからの関西ジャニーズJr.をなにわ男子から任された彼らが歌ってくれたことが本当に嬉しかった。

 

今回のセットリストは本人が考えたといろんな媒体で話していた。

今までは“関わった”と表現していた彼らが大きな声でこのライブのセットリストは自分達で考えたと話している中でこの曲を選んでくれたことが嬉しかった。

 

この曲を歌うことの重みを、自分達のパートがなかった曲を“引き継ぐ”ことの重みを、彼らは私たち以上に理解していたと思うし

その上でこの曲をこのタイミングで歌うことを、自分達の責任になってしまうこの公演で選んでくれたことが嬉しかった。

 

そしてその公演。My  Dreamesを歌う直前の挨拶で大西風雅くんは『Lilかんさいでアリーナ公演がしたい』と言った。

この一年でありえないほど口にしたその言葉をまた聞くことができた。

 

ちょうど一年前、同じ場所で初めて*2口にした言葉。

初めは、不安気に『できたらいいな』と言ったその言葉を年が明けて2021年のあけおめコンサートでは『Lilかんさいで城ホ埋めます』と断言してくれた。そこから今日まで事あるごとにLilかんさい単独で城ホール公演がしたいと言ってくれた。あまり具体的な夢を口にしない風雅くんには大きすぎる進化だった。

 

私は『信じて口にした言葉は必ず現実のものになる』ことを知っている。

オリジナル曲が欲しいと語った年にはLil miracleをもらっているし、

レギュラー番組が欲しいと語った年にはミライヤーが始まった。

 

Lilかんさいには夢を叶えることのできる力がある。

 

 

ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきがテキサスで嵐になりうるように。

 

 

あなたを包むこの青くて狭くて広い世界の中で周りを取り巻く小さな幸せを感じられているだろうか。

そんな小さな幸せが世界を変えることもあることを信じているだろうか。

小さな幸せを運ぶ微かな蝶の羽ばたきが巡り巡って世界を変える事もあるかもしれない。

 

 

 

今日もどこかで誰かの蝶は羽ばたいている。

 

そして明日、地球の裏側では嵐が巻き起こっているのだ。

 

私達は目に見えないそれに翻弄されながら生きていくしかないのかもしれない

 

それは嵐のように。

 

 

はたして、あなたの運命を握る蝶はどこで羽ばたくのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて18歳の誕生日ありがとうございます。

“ブラジルで羽ばたいた1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?”(ほんとは竜巻だけど国民的アイドルである大先輩にかけました)私が風雅くんと出会う前から好きな言葉で、バタフライ効果*3簡単に言えば風が吹けば樽屋が儲かるです笑 少し前からbio欄に書いている“君の運命を握る蝶はどこで羽ばたくのだろうか”の由来です。ヘッダーにも蝶がいます!笑

風雅くんは18歳になるよりも先に制服を脱いだわけですが、やっぱり17と18の字面はたった一年の違いでもものすごく高い壁があるように感じます。その節目を経験した人からしてもきっとそうだったと思うし、17歳の私からしてもたった一年の違いでもすごく大人に感じます。そして同じ17歳から私を置いて一足先に18歳になってしまう風雅くん。置いて行かれたような気がして毎年寂しくなる今日ですが。今年はなんだかいつも以上に寂しいです。別れは人を成長させるのだといつか読んだ本だか漫画だかに書いてあったような気がします。高校を卒業して18歳になった風雅くんは沢山の別れを経て、どのように成長するのだろう。これからどのような人に出会い影響され変わっていくのだろう。どんな大人になるのだろう。寂しさと一緒にすごく楽しみでもあります。高校を卒業して、どんな道に進んだとしても昼夜逆転は加速するんだろうな笑 *4華のセブンティーンと言われる一年。風雅くんは松竹座の座長を務め、東京進出を果たしツアーバックとしてなにわ男子のデビューに立ち合い、クレジット2番目という大役で連ドラに出演をして、電波ジャックまで。関西ジャニーズJr.の一つの時代の幕降りを経て新たな時代の幕開けに懸命になった年末。変革の年だったと思います。そんな変革の年もやはりエンタメはパンデミックに翻弄された一年でした。Another追加公演も中止になったり文化祭が中止になったり。納得できる高校生活は送れなかったと思います。それでも大切な高校生活をアイドルに捧げてくれて本当にありがとう。17歳の一年を私たちにくれてありがとう。18歳も風雅くんが愛せる一年になりますように。風雅くんの愛した一年が素敵な年になりますように。

 

2022.2.23

 

*1:こんなこと言ってますが全然新規なのでこの時は推してなかったし実際この場にいたわけでもなく、素顔4を見ただけです。悪しからず

*2:以前にどこかで発言していたらごめんなさい!

*3:バタフライエフェクト。ある系の変化が初期条件に極めて鋭敏に依存する場合に見られる、カオス理論における予測困難性を表す表現の一つ。

*4:男の子でもこう言うのかな?